契約合意書があったとしても

このお伺いっていうのが、「本当に発注して大丈夫なのか?」の信憑性確認会議とでも言いますか、発注責任者やら購買部長やらが参加して毎日午後1時から「この案件がいかに確度の高いものか、購入先の顧客が信頼のおける企業・担当者であるかを審議する」会議が開かれるわけですが、それに担当者はいちいち参加しなければならないんですね。これが、非常~~にめんどくさい。

例えばですけど、金曜日の夕方にその契約合意書をもらったとしますよね。担当者としては、もう土日をはさむことすら、客を待たせてしまう行為なので避けたいわけです。発注できるものならば、その契約合意書をもらった瞬間に仕入先に発注指示を出したいところではありますが、そこはそれ、件の審議会にかけなければならないってので、とりあえず逸る気持ちを抑え月曜日を待ちます。月曜日になっても、午前中は身動きが取れません。なんたって、審査会のお偉いさん方、朝は早いんですけど昼休憩も早い。午後一まで全く書類は動きません。やっと午後になって、審査会が開催されたとしても、同じような案件をもった担当営業は多数居るわけで。先着順で行くと順番的には後回しに・・・。順番が来たら来たで、前述の質疑応答を延々と受け、終わったらころには既に午後3時を回っているなんてこともしばしば。お客様の為に迅速手配いたします!!とか営業トークで言ってるのに、社内処理でこれだけ時間食ってたら、元も子もないじゃないか・・・と、皆口々に陳情を挙げてはいるものの。社内システムを牛耳ってる1人が(っていうかその人が全部作ったのでその人しかいじれない)断固として改善について首を縦に振らなかったので、こんな非効率な事態が巻き起こっているわけです。

顧客との契約合意にかかる時間より、発注手配にかかる時間の方がかかったりする場合もちらほら。もっと早い手配が可能だったら、顧客満足度ももっと高かったんじゃないかと思うことの方が、圧倒的に多かったんです。



納期が間延び+1日 !

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